個人事業主・フリーランス必見!確定申告のA to Z
2024/01/30
スタートアップ・開業支援を行ってる渋谷区恵比寿の税理士小原です。
今回は、個人事業主やフリーランスにとって避けて通れない「確定申告」について、解説します。
確定申告は単なる義務ではなく、上手に活用すれば税金の節約にもつながります。
小原崇史公認会計士事務所では個人事業主やフリーランスの確定申告についてもご相談を受け付けております。
そろそろ確定申告のシーズンで税理士業界では繁忙期となりますが当事務所では、まだ確定申告のご相談、ご依頼を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
1.確定申告って何?
確定申告とは、1年間に得た所得に対して税金を計算し、国に報告する手続きのことです。
所得とは、事業や副業から得た収入から必要経費を差し引いた金額です。このプロセスを通じて、各自が納める税額が決定されます。
2.青色申告 VS 白色申告
個人事業主が確定申告をするうえで、最も大切な選択となるのが青色申告と白色申告です。
青色申告は、複式簿記に基づいて帳簿を付ける方法で、最大65万円の特別控除や赤字の繰り越しが可能です。
一方、白色申告は単式簿記で、手続きはシンプルですが、青色申告のような税制上の優遇はありません。
どちらを選ぶかは、ご自身の事業の規模や経理の複雑さを考慮して決めましょう。
3.誰が申告する必要があるの?
確定申告は、年間の所得が48万円を超える人、または副業で20万円以上の収入がある人が対象です。
ただし、以下のような場合は確定申告が必要となります。
・給与所得者で、年間収入金額が2,000万円を超える人。
・給与所得者で、1か所から給与の支払を受けている人で、給与所得および退職所得
以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人。
・給与所得者で、2か所以上から給与の支払を受けている人のうち、給与の全部が源
泉徴収の対象となる場合において、年末調整されなかった給与の収入金額と給与所
得および退職所得以外の所得金額との合計額が20万円を超える人。
・同族会社の役員などで、その同族会社から貸付金の利子や資産の賃貸料などを受け
取っている人。
・災害減免法により源泉徴収の猶予などを受けている人。
・源泉徴収義務のない者から給与等の支払を受けている人。
・退職所得について正規の方法で税額を計算した場合に、その税額が源泉徴収された
金額よりも多くなる人。
4.確定申告の流れ
確定申告のステップは次の通りです。
①必要書類の準備
・確定申告書
・所得に関する書類(源泉徴収票、給与明細、年末調整の証明書、預貯金通帳、株式
売買の明細書など)
・控除に関する書類(医療費領収書、寄附金領収書、住宅ローン控除証明書など)
・その他必要書類(本人確認書類、マイナンバーカードなど)
②確定申告書の作成
・確定申告書に必要事項を記入する。
・青色申告の場合は、青色申告決算書を作成する。白色申告の場合は、収支内訳書を作成する。
・確定申告書の提出確定申告書を税務署に提出する。
・確定申告の結果確定申告の結果、納税額が残る場合は、納税期限までに納税する。
・還付金が発生する場合は、指定口座に振り込まれる。
5.難しい時は税理士に相談を
確定申告が難しく感じる時は、税理士に相談しましょう。
特に確定申告期間中は専門家も忙しいため、早めの対応が肝心です。
税理士は税務計算や申告手続きを代行してくれるため、安心して任せることができます。
6.まとめ
確定申告は、個人事業主やフリーランスにとって重要なプロセスです。青色申告と白色申告の違いを理解し、自分に合った方法を選択することが大切です。
また、申告が必要な人・不要な人を見極め、必要書類を準備しましょう。難しい場合は、税理士の支援を受けることも早めに検討しましょう。
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税理士法人小原会計/小原崇史公認会計士事務所
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