初めての確定申告でも大丈夫!基本的な手続き方法
2024/01/24
新年度が始まり、確定申告の期限が近づいてきました。しかし、確定申告が初めての方や、どのように手続きを進めて良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は確定申告について知っておきたい基本的な方法をご紹介します。手順や必要な書類など、確定申告をスムーズに進めるためのアドバイスを参考にしながら、税務署に提出する期限までに無事に申告を済ませましょう。
目次
確定申告とは
確定申告とは、法人や個人が年度末に行う税務手続きのことです。収入や支出、経費、所得税、住民税などの申告を行い、課税される所得や税金を計算することが目的です。税務署への提出書類は、所得税・住民税の申告書などがあります。また、昨今のデジタル化により、電子申告や納税システムが普及し、以前よりも利便性が増しています。確定申告は納税義務者の基本的な義務であり、適正な納税と社会的な義務感を持つことで、事業者や個人として社会との付き合い方を目指すことが重要です。
必要な書類と準備物
まず、確定申告に必要な書類としては、源泉徴収票や所得証明書、給与明細などが挙げられます。また、事業所得があるかたは青色申告決算書や収支内訳書を作成し、これらの書類を元に、確定申告書を作成します。また、税務署から届く通知書や確定申告書の提出期限なども把握しておく必要があります。 準備物としては、主にパソコンやスマートフォン、会計ソフト等が挙げられます。これらは、確定申告を正確に行うために必要不可欠なツールです。昨今はパソコンからではなく、スマートフォンからの確定申告もできるようになりました。ご自身の状況により、パソコンで行うか、スマートフォンから行うか選択してください。
申告方法の選び方
申告方法は、複数の選択肢があります。例えば、e-Taxの利用や、税務署で紙面を直接提出する場合もあります。 申告方法の選び方には、必要な書類の量や期限、手続きに時間がかかるかどうか、保管期限など多くの要素があります。 先ほど記載した通り、スマホからの確定申告も増えており、最近では紙での提出が減っています。税務署にて直接提出する場合は、時間を要することがありますので、パソコンやスマートフォンを使って申告することをお勧めいたします。
申告期限に注意
確定申告では、申告期限には注意が必要です。申告期限は年に一度、原則として3月15日までに確定申告をする必要があります。この期限を守らないと、無申告加算税などの利息・罰金などの追加費用が発生するばかりか、税務署から調査対象となるリスクが高まってしまいます。 また、申告・納付期限に間に合わない場合には、一定の期限内に納付猶予の申請が必要になるケースもあります。しかし、猶予期間を過ぎてしまうと、申告・納付できないばかりか、税務調査のリスクが高くなるなど、様々な悪い影響が出てきます。このようなリスクを避けるためにも、業務が忙しくても予め余裕を持って申告手続きをすることが重要です。 申告期限に注意することで、税務問題を適切に解決し、将来的なトラブルを回避することができます。税務に詳しい専門家である税理士は、申告期限について専門的かつ正確なアドバイスを提供することができます。このような専門家の助けを借りることで、税務問題をスムーズに解決することができます。
税金の支払い方法と注意点
税金の支払い方法は、銀行振込や口座振替、クレジットカード決済、現金納付などがあります。ご自身の状況に応じて、税金の支払い方法を選択する必要があります。ただし、注意点がいくつかあります。例えば、銀行振り込みでの納付やクレジットカード決済では、手数料がかかり、口座振替には、事前に手続きが必要です。また、納税期限を過ぎると納税滞納処分を受けることになり、支払い猶予や分割払いを申請する際には手続きが必要です。申請には時間がかかることもあるため、早めの手続きが必要です。税金の支払い方法と注意点を理解した上で、納税期限に余裕を持って納付することは、確定申告にとって非常に重要なポイントとなります。